新型コロナウイルス感染症の検査と診断
【検査方法】
当院では新型コロナウイルス感染症(covid-19)の診断には2種類の検査が行えます。ひとつは迅速抗原検査で、従来からインフルエンザウイルス感染症の診断によく使用される検査法です。メリットは15分で検査が判明するため、夕方や日曜日などでも検査が行えます。デメリットは鼻腔に綿棒を入れてないと検査ができない点とPCRよりも検査精度が低い点です。もうひとつはPCR検査です。メリットは検査手段が豊富な点です。具体的には鼻腔に綿棒を入れる他に、痰や唾でも検査できます。当然、検査精度が高い点も魅力的です。デメリットは検査判明までに時間を要することです。具体的には午後2時までに検査を行えば、当日中に結果が判明しますが(検査数が急激に増加する場合は、結果判明に数日かかる恐れがあります)、それ以降では翌日にしか検査結果が判明しません。また、夜間や日曜日には検査が行えません。当院ではPCR検査を優先しつつ、状況に応じて迅速抗原検査を行う方針です。
【対象】
当院では新型コロナウイルス感染症が疑われる方には赤ちゃんから成人まで検査を実施しています。
【事前連絡】
発熱外来時間を設けていますが、混雑状況により柔軟に検査を行います。新型コロナ検査をご希望の方は事前に電話連絡を頂くとスムーズです。
【検査の実際】
自家用車内もしくは隔離室で検査を行います。検査手段としては唾液や痰を優先し、小さいお子さんなどは鼻腔に綿棒を入れる方法で検査を行います。
【料金】
健康保険で行う場合は迅速抗原検査でもPCR検査でも処方箋がなければ3割負担で1,760円のお支払いです。
【注意事項】
健康保険で検査を行う場合は、陽性の際は医療機関より保健所へ結果を報告する義務がございます。以後の対応については保健所の指導に従って頂きますようお願い致します。